ここでは経理の目的について書いてみたいと思います。
経理はお金の出入りをその性格ごとに分けてまとめることをいいます。 この会計数字をまとめたものを、財務諸表なんていう呼び方をするのですが この財務諸表の代表的なもとして、 損益計算書、 貸借対照表、 キャッシュフロー計算書というものがあります。
損益計算書は読んで字のごとく、一定期間の売上げと経費をたしひきして、その期間の利益を数字で表す表を言います。通常、個人の場合、この損益計算書で出た利益を元に、税金計算がされます。
貸借対照表は、ある時点の事業上の財産がいくらあるか、そして、その原資がどこから生じたか等を表にしたものです。
そして、キャッシュフロー計算書は、損益計算書の利益という概念ではなく、お金がいくら余ってきたかという、お金の流れに着目して作った表で、通常は損益計算書を加工して作ります。 この表を作り理解すると、帳簿上は儲かっているのに、実際には手元にお金が余ってこない原因理由が見えてきます。
企業は極端なはなし、儲かっていなくても資金が円滑に回っていれば、倒産しませんが、いくら損益計算書上の利益が出ていても、キャッシュフローの概念で引きなおして、資金がショートしていたら、黒字倒産してしまう事だってあります。
単に、税務署に納める税金計算だけを経理の目的にするのでしたら節税対策を得意だとうたう多くの税理士事務所にご相談されたらいいと思います。ただ行き過ぎた節税は、たとえその対策が合法的なものであっても、事業を潰してしまうこともあるんです。
利益を減らす為には当たり前ですが、原則として、手持ちのお金が減ります。
例えば、法人の場合、損に落とせる俗に言う節税対策商品などと呼ばれるものを 単に節税だけを目的に勧められるまま買ったとしましょう。すると、確かに、損に落ちる商品を買ったら、その分利益が減りますが、デモね・・・お忘れなく!当たり前のことですが・・・同じだけお金も減りますよ・・・!
事業に回すお金が足りなくなって、お金を銀行から借りてこなくちゃ廻らなくなる。そして、借り足す・・・おまけに利益の出でいない事業者への貸付は条件が厳しくなりがち…結果、金利が増え・・・返済金が増える。
無理な節税は、かえって自分の首を絞めることもあります。
利益と資金の余剰は似て非なるものです。
弊社は
皆さんにとって、資金の流れを滑らかにすることが、何より大切だと考えています。
あなたにとって、事業継続をしていく上で今・何がどういった順番で必要か、そんな不安のご相談相手に弊社を選んでください。
経理にできるだけ時間をかけず、 事業の現状を把握できる指標を作れるように支援するのが会計事務所の皆さんから求められた役割だと考えています。
会計事務所・税理士事務所の役割を、単に税金計算屋だと思わないでください。私どもの仕事は、皆さんの会社の経理や税務や経営のお手伝いを通じて、皆さんの経営する事業が永続し皆さんが幸せになっていただくようにしていくことだと思っています。
経理計算をすることを目的に事業を起したわけじゃないですから できるだけ、経理にかける手間や時間は短縮したいですね・・・ そんなときに、弊社をご活用下さい。非効率を切って、その分、経営計画に邁進下さい。
今では比較的安価で、性能の良い会計ソフトがでまわっています。 よりタイムリーに現状把握したい方は、 そんな会計ソフトを電気屋さんなどで各自買ってきて、 ご自分で会計入力されてはいかがですか? もちろん入力指導サポートは弊社がさせていただきます。 (タダ、余り聞いたことの無い会計ソフトは指導できないので、買うなら、事前に相談下さいね)
明和マネジメント税理士法人(旧 大川会計事務所)は中小企業の支援、とりわけ経営継続に常についてまわる資金計画・資金調達に重点をおいて経営者の皆さんのお役立ちをしたいと考えています。 |