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ひとりで仕事をするのは大変だから、経験があって、しっかりしている従業員を雇いたいと思ってるんだ。これから求人するんだけど、給与額はどの位に設定したらいいのかな?あんまり高額だと経営が成り立たないし、安いと良い人材が来てくれないかもしれないし・・・。 |
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そうね、中小企業基盤人材確保助成金って知ってる?専門的な知識や技術を有する方を雇入れたりすると対象になるわよ。その助成金を受けるなら、その従業員には年収350万円以上支払う事が条件よ。 |
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知らなかったよ。年収350万か、月給にすると約30万だね。で、中小企業基盤人材確保助成金っていくらもらえるの? |
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その従業員1人あたり140万円支給されるわ。もし他に受付スタッフを雇ったりするなら、その分も一緒に30万支給されるわ。 |
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へ〜結構な金額が出るんだね。どんな条件があるのか教えてほしいな。 |
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まずは雇用保険の適用事業主であること。正社員で人を雇入れる時には、雇用保険に加入させるものだから、それは大丈夫よね。あとは創業時に300万以上の経費を支出すること。 |
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それくらいはもともと必要だと思ってたから、大丈夫そうだな。手続きはどうしたら良いの? |
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まずは改善計画書の提出が必要なの。しかもこれは創業から6ヶ月以内にしないといけないから特に注意が必要よ。その後、基盤人材確保実施計画認定申請書を雇用・開発能力機構に提出をするの。この提出日から一年後までにさっきの条件の従業員を雇入れる必要があるわ。 |
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実際にいつから助成金を受け取れるの? |
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2回に分けて受け取る事になるんだけど、雇入れ後6ヵ月が経過した時点が第1回の申請で、さらに6ヵ月が経過した時点(雇入れから1年後)に第2回申請になるの。第1回申請時のみ、経費300万円支出の領収書が必要になるわ。 |
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300万円の経費の範囲はどんなものがいけるの? |
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不動産の賃貸料や購入資金、備品、設備などが対象よ。ちなみに資本金や運転資金等は認められないの。会社設立にかかる経費(登記費用や手数料)も対象外になるわ。 |
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そうかぁ。それでもし、その従業員を解雇したら助成金はもらえなくなるの? |
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そうなの、もらえなくなるわ。 |
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なるほどね。あと例えば、従業員を3、4人雇入れてもいけるの? |
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専門的な知識や技術を有する従業員を基盤人材って呼ぶんだけど、基盤人材は最大5人まで対象になるわ。あとは受付のスタッフなど、基盤人材に当たらない一般の従業員についても基盤人材と同数を限度に対象になるわ。 |
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じゃあ例えばその基盤人材っていう労働者を3人雇って、受付スタッフ1人と診療補助スタッフ1人を雇ったら、いくらもらえるの? |
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まず基盤人材が1人につき140万円だから140万×3人で420万円、一般のスタッフが1人につき30万円だから30万×2人で60万円、合計して480万円が支給されるわ。 |
これは「中小企業基盤人材確保助成金」と言います |
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